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野沢温泉に一泊二日で行ってきました。
国の重要無形民俗文化財に指定されていて、日本三大火祭りの一つという
道祖神祭り を初体験するためです♪
いわゆる「どんど焼き」っていうものらしいのですが、
実は私、どんど焼きを経験したことがありません。
ですのでとても楽しみです。
スキーを早目に切り上げた、15日の夕方。
すでに社殿が出来上がっておりました。
釘を使わないんですって。
昔ながらの組み方で、造っているそうです。
夕食後、7時半ごろ、宿を出て祭りの会場へ向かいました。
雪が降っていたし、会場は未舗装でしたので足元は長靴です。
火の粉を避けるためにバスタオルを一枚持参しました。
初灯籠。書初めがたくさん。
ゆらゆら揺れる姿が、クラゲのようでした。
火元に火が付きました!
たいまつに火を付けて、社殿正面へ向かっていきます。
ですが、既にかな~りデキアガッテイルので、まっすぐ進むことができずに、あっちへフラフラ、こっちにフラフラ・・・。
社殿の上には42歳(数え)の男衆が上り、
下では25歳の男衆が社殿を守っています。
どちらも厄年の男衆です。
25歳の男衆は、たいまつで「ぶっ叩かれている(夫:談)」そうで
命がけです。
(私はチビなのでたいまつの先しか見えなかった)
野沢温泉は近年、オーストラリアからのお客様が増えていて
ゲレンデでもよく外国の方を見かけるのですが、
この日の道祖神の会場で聞こえてくるのはほとんどが英語でした。
なんですか、あちらの観光ガイドでこの祭りが紹介されているのだとか。
文化や風習の違いで、火が付くとキャンプファイヤーみたいな気分になるのか、
「ヒュ~!!!」とか「クレイジー!!!」とか盛り上がっていましたけど、
私はちょっと違って、やっぱり「神事だな」って感じました。
↑ 社殿に火が付く前に、後方の高台に下がって撮影。
人波がかなり動くので、将棋倒しになったりしたら・・・と怖くなったのです(-_-;)
(だって、チビだし)
社殿に火が付いて、燃え始めました。
この時、夜の10時頃。
これから先は、宿へ帰ってテレビで観ようということになりました。
村内放送で、ライブで観れるのですよ。
ちなみに村内放送は普段、ゲレンデの様子や、天気、積雪量なども教えてくれます。
帰りの道端で。
村の中のあちこちで、個人の方の庭先で、こういう優しい演出があるのが野沢のいいとこ♪
人混みから解放されて宿に帰ったら、玄関にこんなのが!
「ものづくり」っていうものだそうです。
丸いのは本物のおだんご。
これ、むか~し「冬休みの友」に載っていたよ。
どんど焼きで、焼いて食べるっていうのでしょう?
宿のおかあさんが「さっき作ったばかりだから、まだやわらかいでしょ」
ご自由に、取って食べてね。と言ってくれて、嬉しかった♪
(夕食はお宿で食べたんだけど、帰ってきたらちょっとお腹が空いてきて、
村のコンビニはとっくに閉まっちゃって、
「お腹空かして寝るのか~」ってしょんぼりしてたところだった)
*写真が多いので、次回へつづく
韓国の家庭料理を教えていただく機会にめぐまれ、参加しました。
先生のお宅で、ごく少人数で開催されました。
この為に、人数分の調理道具を揃えて下さってました。
少しでも段取り良く・・・との心遣いで、野菜もカットされてました。
(前回の教室で、おしゃべりに花が咲いて、
かなりタイムオーバーしちゃったんですって。
女性が集うと、どうしてもね~(^-^) )
大根は切りました!
センチェ用の大根。少し太めにして、歯ごたえを楽しみます。
野沢温泉蕪主総会イベントもいよいよ終盤。
2日目午後からは、野沢菜の時漬け体験教室です。
野沢菜10キロだそうです。
塩コンブはフジッコの赤い大袋のやつ、2袋使いました。
生姜は10cm長さぐらいの、一つです。
漬け込むタレは、今回は既に調合してあって、
自分で作る際にはレシピを参照とのことでした。
ですので、私たちがするのは野沢菜と生姜を刻むこと。
生姜は少し細めの千切りの方がいいみたい。
材料を全部入れたら、混ぜる、混ぜる。
しばらく重石。漬け込む野沢菜の2倍の重さというから、
およそ20kgぐらい。
本当は30分位置いときたいとこだけど、10分位で、もう、詰めちゃえと。
一人一袋のお土産です。結構な量ですよ。
漬け込んで10分ばかりの、まだ若い時漬け。
自宅に帰りつく頃には食べごろですよ、とのことでした。
この時漬け、一般的な野沢菜漬けよりも柔らかくて
歯が弱くなってきた実家の両親にも大好評。
野沢菜の浅漬けみたいな感覚です。
「もっと」と言われたので
結局、収穫体験で収穫してきた野沢菜2束(2人分)≒10kgを
ほとんどすべて時漬けにしました。
大変なのが、土のついた野沢菜を洗う作業。
みなさん、持ち帰ってどうしたのかしら。
うち、お風呂ぐらいしか、野沢菜が収まる桶なんてないんだけど。
仕方ないので、少しっつ、少しっつ、
刻み洗い水切り、刻み洗い水切り・・・の作業でした(-_-)
何かもっと良い方法はないものか。
蕪主のみなさ~ん、どうしました~?
野沢温泉蕪主総会、2日目は収穫体験なんですけど
朝食が美味しかったので、そっちが記事のほとんどです。
野沢屋さんの朝食。
ほとんどの食材が、自家栽培なんですって。
野沢温泉のお宿の朝食に、温泉たまごは欠かせません。
これ↑、キノコの軸の部分だそうです。美味しかったです。
デザートのフルーツまで付いて。
一つ一つ丁寧なお皿で、なんだかとても贅沢な気分になれました。
目の前に座る、夕べ知りあった少女は元気よく2杯飯を食べちょりました。
う~ん。健康的で何より。(あ。色々お世話になりました)
本編の野沢菜収穫体験ですが、
まず受付で、50㎝ぐらいのビニールひもを2本くれます。
それで野沢菜の、長~い茎と葉の2カ所を縛ります
(長くて折れやすいので2カ所縛るという)。
紐で縛れる分量が、持ち帰れる分というわけです。
どこから手をつけてよいやら。
良い蕪を取ろうと分け入ると、すぐ土が肘や上着の裾に付くので
ガッツリ収穫するなら汚れ対策は万全にして参加した方がよい。
・・・とは来年の自分への教訓。
収穫した野沢菜には名前を書いた荷札を付けて
軽トラックに載せておけば、
朝の集合場所兼駐車場まで運んでくれるので、
そこで米袋を上と下からかぶせて、車に積んで持ち帰るもよし。
送り状を付けて、どこかに宅配してもらうのもよし。というシステムです。
トレッキングのあとは、いよいよ蕪主総会・懇親会!
駄洒落だろうとなんだろうと、
蕪主総会なんていうもの、初めての参加ですからね。
どうしてもワクワク、期待感が膨らみます(^v^)
会場入口では野沢菜漬けのデモストレーションが行われていました。
結構、野沢菜、長いんですね。1メートル近くあります。
それをまっすぐのまま漬け込むんですから、
樽も相当大きいです。
因みに、漬け込んでいるおかーさんも、
マイクを片手に解説しているおとーさんも、
かつては(いや、現役なのかも)スキー競技のエキスパートだったそうですよ。
どちらもご謙遜して詳しくはおっしゃらなかったけど、
相当な腕(足?)前らしい。
いよいよ開場!席は自由です。
既にお料理が載っています。
テーブルは中国料理なんかで登場する、クルクル回るやつです。
心づくしの手料理の数々の、メニュー紹介。
オードブル、その1 でございます。
オードブル その2 でございます。
ご飯物としまして・・・。
こちらは野沢温泉の郷土料理でございます。
これ、とても美味しかったです♪
歯ごたえもよくて、ついつい何度も手が出ました。
てんじょ焼き(野沢菜せんべい)はモチモチしてて、素朴な味わいです。
お料理はこればかりじゃないんですよ。
壁際にも、ズラリ!
汁ものとしてえん菜汁っていうのが、熱々で振舞われました。
野沢菜蕪の浅漬けなんてのもあったらしいですけど、写真なし。
あと、この↓黄色いのなんですけど
何だったかな?
食べたはずなんですが、はて?
お飲み物はこちらでございます。
アサヒの株主総会ではございません。
ビール以外にも・・・
こちらは地元のワインや地酒でございます。
数に限りがございますので、お早めに~♪
野沢菜のルーツ紹介
1756年(宝歴6年)、健命寺の住職、晃天園瑞(こうてんえんずい)和尚が、京遊学の土産にと天王寺蕪の種を持ち帰ったことに始まります。種を寺内の畑にまいたところ、野沢温泉の気候と土質が影響して蕪は育たず、代わりに葉や茎の部分が巨大に成長して野沢菜が誕生しました。
会場では豪華賞品が当たる抽選が始まって、大盛り上がり。