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書籍より、一品

 

『剣客商売 包丁ごよみ』より、

浅蜊と葱と豆腐の煮付け。

 

 

浅蜊から塩気が、予想以上に出て

醤油を入れ過ぎたかと心配しましたが、

後入れの葱が良い役をしてくれたようで、

香りよく、塩気のバランスも良くなったように思います。

しみじみ~とした、一品でした。

 

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珍しく…

 

 

基本、家飲みが好き。

あと、いささか残念なことが多いので、

旅行やドライブなどで出かけた時以外、

ほっとんど相方との外飲食がない我が家ですが。

 

 

まぁ、珍しいことに、春の宵に二人で飲みに出かけましたよ。

 

 

相方の会社近くに最近新しく出店した、

全品280円が売りのお店なんですけどね。

 

 

280円~?どうなのよ。それなりじゃん?

話のタネに、行ってみる?

というわけで、行ってきました。

 

 

 

 

 

栃木の佐野のいもフライ

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小玉のジャガイモフライに、

甘辛ソースとケチャップとマヨネーズ。

これは、ハズレないでしょう。

 

 

沖縄のゴーヤチャンプルー

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今年はゴーヤが高騰しそうだとか。

そのゴーヤの存在感もあり、ランチョンミートらしき物も入りで

なかなか美味しい。

 

 

チキン南蛮サラダ

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下足磯辺揚げ明太マヨソース

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甘エビのから揚げ

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天津飯

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とろみの付いた、天津飯のタレ(?)がも少し欲しかったけど、

これはかなりコストフォーマンスが良いです。

 

 

以上、「これで280円ならね♪」っていうメニュー。

 

 

 

 

 

やはり280円には「それなり」の部分がありまして。

相方曰く、「肉系はあんまり」ですと。

メニュー表に特選マークが付けられた「めちゃうまユッケ」。

何故か皿の底に水分がビシャビシャ溜まってました。

 

 

葱タン炙り焼き

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↑ 噛み切れないんだそうです。

 

 

 

 

 

私の「がっかりメニュー」一押しは、○○○マート(店名)さん家の生春巻き

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これねー、メニュー表には「おすすめ」なんてマークが付いてて

ニラとなにやらカニだか海老っぽいのが見えて

三等分に輪切りにした生春巻きが自立してんですけどね。

実際の中味はサニーレタスと細切りの赤パプリカ2~3本のみ。

巻きも甘いし具も貧相で、当然皿の上に倒した盛り付け。

 

 

これじゃ自作したら、原価30円もしないよ!

…って、すぐにバレちゃうような料理じゃ、

お客さんの心は掴めないと思うのだけど。

 

 

と、ここまできて気が付きました。

メニュー表に「おすすめ」とか「特選」とかマークされてるのに限って、

決まって残念なものだったことに。

 

 

 

 

 

でも、全体的には及第点でしょう。全部280円ですから。

残念ながら、再訪はなさそうですが…。

 

 

私としては、あったら頼もうと決めていた

季節もの(竹の子・アサリ・菜花他)が一切なくて、しょぼん。

小料理屋やおばんざい屋みたいには、行きませんね。

 

 

外飲食から遠ざかった理由の一つは、

季節感のないメニューのせいだったのかも。

 

 

 

 

 

 

 

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満開の桜を背負った信玄さん。

計画停電の余波(祭り中止)で、今年は静かなお花見でしたね。

来年は、今年の分も、盛大にやりましょうよ、ね。

 

桜満開

 

 

 

土日は土手の桜が満開でした。

 

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良いお天気♪

読書のはなし…になるのかな?

 

 

 

割とマメに図書館に通ってます。

主に借りるのは、料理本と小説本。半々ぐらい。

 

 

料理本って、見るの大好きなんですが、それ1冊あれば満足ってものでもなくて

私から言わせると、書店で吟味に吟味を重ねて選んだ1冊も、

お金を払ったその瞬間から大きく値崩れが起きるという。

 

 

ですので図書館にはかな~りお世話になってます。

新刊も結構ありますし、ずらーり選び放題♪ なんて贅沢♪

 

 

 

 

 

小説本の方はというと、SFものとかは苦手ですが

それ以外はわりとなんでも読みます。

自分のアンテナが低いので、

文学賞とか、世間で評判となってるものを頼って読んでます。

最近では宮部みゆきさんの『孤宿の人』上・下に感涙しました。

  

 

中でも、料理の描写が上手な作家さんのは、いいですねぇ。

映画なんかもそうですが、やっぱり料理が名脇役として登場するのは

観ていて非常に楽しい&嬉しいんです。

料理に注目し過ぎて、ストーリーはよく分かってないのもあります。

『レミーのおいしいレストラン』とか『南極料理人』とか、

『のんちゃんのり弁』(もっとお弁当のカットが欲しかった)

『かもめ食堂』『UDON』『めがね』

韓国ドラマの『食客』等々(←唯一観た韓流ドラマ)。

 

 

 

 

 

私と同じように、料理の描写が書かれている本を探す方もいて、

そういうところを参考に本選びをしたりします。

人によって感じ方は違うので

中には「あ、これは違う」とか、ありますけど

そうやって好きな作家さんが増えると、ラッキーだなって思います。

 

 

 

 

 

そうして得た、最近のお気に入りは池波正太郎さん。

久しぶりに私のストライクゾーンにきました。時代ものです。

ですから、食卓も地味というか、今に比べると侘しい。

だけど、堪らなく美味しそうなのは何故でしょう。

侘しいけど豊かで美味しそうなんですよ。

 

 

「根深汁で飯を4杯も食べた」とかね。

現在に比べると、かなり質素な食卓なのに、

(だって、おかずが根深汁って。いわゆる、葱の味噌汁ですよ!)

汁だけでご飯を4杯も頂けるなんて、

きっと、旬の葱で味が濃いんだろうなぁとか、

お米は土鍋で炊きたてで、味噌は自家製ので、麹は麦かな、米かな、とか

味噌の出汁は煮干しか鰹か…とか、連想するわけですが

それより何より、その食いっぷりだけで、よだれが…。 

物余りの現代より、江戸時代の食卓のが豊かに思えてくるから不思議。

 

 

やれメタボとかダイエットだとか、

油分が、塩分が、糖分が、栄養バランスがどうだとか、

何かにつけ病的な現在の食に比べて、なんてシンプル。

腹が減って旨いから、かっ喰らう!…素敵じゃないか♪

 

 

でもって、この根深汁にちょいと油分を加えると

いっそう旨くなるのだとか。

こういうの、すぐ真似しちゃう♪ 

知らないより知っていた方がいい、食卓の知恵。

 

 

 

 

 

最近は、本文中に出てくる美味しそうな描写を

「丁寧」にノートに書き写すということまで始めました。

 

 

「香の物の沢庵を薄打にし、これへ生姜の汁をしぼりかけたもの」

私は初めてこういう食べ方を知りました。

 

 

池波正太郎さんの作中レシピをまとめた本もあるようです。

試しにチョロっとググると、コアな池波「食」ファンがわんさとヒットします。

私などは、そういう方々の足許にも及ばない

今しがたドアをノックしたばかりの新参者です。

 

 

えーっと、もちろん池波さん以外の作家さんもチェックしてますが、

簡素ながら生き生きとした食卓を描く池波さんに夢中。

自然、我が家の食卓は洋食より和食が主(笑)

 

 

 

 

 

それでね、思えばこういうのって、子供の頃からなんですねー。

本の中の食べ物に執着するの。

 

 

十返舎一九の『東海道中膝栗毛』。やじさん、きたさんです。

子供向けの本でしたが、中に「きんつば」が出てきまして、もう釘付け(笑)

しつこく何度も母にきんつばをせがみまして、

ようやく買って見せてもらった時の、そのがっかり感ときたら。

 

 

だって、「きん」の「つば」なのに。

「金」の「唾」って、どんなものかと想像してたのに。

夢に見た「金」の「唾」が(しつこい?)、ただの「あんこの塊」に見えてねぇ。

恨めしかったですよ。あんこ系は苦手でしたし。

きんつば、名前変えろやー(>_<)ってね。

 

 

 

 

 

 ニコ動で素敵にナイスなもの見つけました。

内容は「剣客商売」ではなくて「鬼平」ですけど

すこしでも池波ワールドが伝われば。

根深汁はこの方がアップしたシリーズの12番目に登場してます。

昨年探究していた軍鶏鍋(3番目) もあって、嬉しい(^^♪

 

 

 

参考文献 池波正太郎 『剣客商売 辻斬り』

       池波正太郎 『剣客商売 待ち伏せ』

野草いろいろ

 

 

 

先日のウド、酢味噌でたいへんおいしゅういただきました♪

 

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コチラは野草の定番。

 

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ノビル。

 

 

先日は農産物直売所で買いましたが、物足りなくて

家の前を走っているサイクリングロードをちょっと下って

散歩道から離れた河原で採取してきました。

 

 

ニラと葱の合いのような香りがします。

採りたての葉は、細かく刻んで餃子の具に。

 

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熱を通してもパンチの利いた、野性味の強い香りがします。

栄養価も優秀なんだそうで。

 

 

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目が慣れてくると、河原一面に生えているのが見えてきて

うっかり採り過ぎ注意のノビル。

小さいから後処理がたいへんなので、ほどほどにするのがポイント。

 

 

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地下にできる鱗茎は軽く茹でて…。

 

 

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昆布の佃煮・マヨネーズと和えてみたけど、あれ?

以前義母が作ってくれた時と何か違~う(>_<)

昆布とノビルの絡みが悪いし。う~ん。

 

 

 

 

 

 

 

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ノビルの下処理をしようと川岸まで近寄ったら、セリを発見。

やだ、なんか嬉しい♪

先日購入した根付き三つ葉と一緒に、プランターに植えました。

 

 

こういう香りものって、ちょっとあると、

いつもの食卓に少しだけ「色」が加わったようで、好きです。

通りすがりのおばさんに、

「たくさんは要らないけど、ちょっと欲しいのよね~」って

話しかけられて、ウンウンウン。その通り!

 

  

朝、味噌汁の仕上げに三つ葉をパッと散らして出したら、

お愛想の「美味しい」(←こういうの、すぐお愛想って分かる)ワンパターンの相方が

「おっ!」って感嘆の声を漏らしてました(^^♪ むふふ。

三つ葉なんて、それこそ一年中出回ってますけど、やっぱり旬だね。

食事から、春を感じてくれたら嬉しいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

こちらはベランダに鎮座している山椒の木。

 

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まだまだ小さい新芽を摘んで、

いただき物の蕎麦味噌に混ぜておにぎりに。

 

 

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山椒の新芽と酒少々で、また別の味わいの味噌になりましたよ。

口から鼻へ、フワン!と香りが抜けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えーっと、一応気にしているんですが

山によくある「植物採取禁止」みたいな看板がないので、どうなのかな?

うっかり「罰金!」なんてことにならないかな?

個人レベルで楽しむ分だけ採取 してますが。

 

 

 



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